トップページ

医院紹介
医師の紹介
院内紹介
検査機器の紹介
診療科目
よくある質問

心臓病について
心臓病ってどういう病気?
心臓病の検査について
心臓病の治療について
生活指導について
禁煙外来

インフォメーション
院長ひとりごと
お問い合わせ
求人情報
リンク集


  心臓病の診察

心臓病ってどんな病気なの?
心臓病はわが国では増加傾向にあり、癌に次ぐ日本人の死亡原因になっています。
そのため心臓病は恐ろしい、怖い病気というイメージがあるかもしれません。

しかし、この病気を正しく理解され、適切な治療を受け、予防対策をすれば、現在の医療レベルでは非常によい効果が期待できるのです。欧米化した食生活、ストレス、喫煙などが心臓病を引き起こしたり悪化させたりします。

心臓病の症状は多彩です。無症状のものもありますが、動悸、息切れ、胸痛などの典型的なものから全身倦怠感、めまい、むくみなどさまざまな形で症状が出ます。

心臓は、全身に酸素を含んだ血液を送るポンプの働きをする臓器です。心臓の中はいくつかの部屋に分かれており、そこを血液が1方向に流れます。血液の流れを制御するために弁構造があります。心臓の周りには心臓自身を栄養する血管(冠状動脈)が走っています。心臓は特殊な筋肉でできており、刺激伝導系という組織が、脈拍を調節しています。

心臓病とはこれらの心臓の働きがなんらかの原因で悪化したものです。

1.心臓そのものの異常によるもの
先天的、遺伝的な原因などにより起こることが多いものですが、大人になってから起こるものもあります。

小児期に発見されるものには欠損症といって心臓の部屋をしきる壁に穴が開いているという病気が多いです。多くは小児期に手術することにより完治します。

弁構造に異常をきたすものは心臓弁膜症といいます。重症化すると手術が必要になります。心臓の筋肉に異常を起こすものもあります。これは心筋症と呼ばれています。

2.心臓の虚血による心臓病
心臓専用の栄養供給血管である冠状動脈が、動脈硬化により細くなったり、つまったりすることにより起こります。

心臓病の中でも最も危険といわれている心筋梗塞、これは血管が血栓などにより完全に閉塞する病気です。持続する胸部痛、胸部圧迫感が特徴ですが、歯痛、腹部痛、めまいなどで発症することもあるので注意が必要です。迅速な判断と治療が必要な病気です。

数分でおさまる胸部症状は狭心症の可能性があります。血管が細くなっているために一時的に血流が悪くなったり、血管が痙攣したりすることにより起こります。これも適切な検査による診断が必要です。
これらの冠状動脈の病気は、高血圧、糖尿病、喫煙、高脂血症などが主な原因です。

3.心臓刺激による心臓病
心臓を収縮させる刺激が一定でない場合をまとめて不整脈といいます。脈が時々飛ぶタイプ、脈が極端に遅くなるタイプや、脈がばらばらになるタイプなどさまざまな種類の不整脈があるため、正確な診断が必要です。

特に脈がばらばらになるタイプの不整脈は心房細動といい、高齢になるほど増加します。心臓の働きが弱る心不全の原因になるほか、心臓の中に血栓ができやすくなるためにこれが脳の血管をつまらせる脳梗塞の原因になることも多いため注意が必要です。

 ここに紹介した心臓病は代表的なものであり、細かい説明は省略して
 います。
 心臓は生命の根幹をなす大事な臓器です。
 もし心臓に何らかの違和感を覚えたら早めに専門医を受診されることを
 お勧めします。

                                愛知県尾張旭市庄南町3-8-5
                                TEL 052-771-8017
                                診療時間 9:00〜12:00 16:30〜19:00
                                休診日 木曜午後・土曜午後・日・祝

COPYRIGHT(C) 松尾医院 ALL RIGHTS RESERVED.